喜びの声M.Nさん

相談者 M.Nさん(仮名)
年齢 34歳
職業 派遣社員

Iris(アイリス)担当 吉野

岡山県出身。進学で上京する前からインディーズ系のバンドの追っかけが趣味で、大学に入ってからはさらにエスカレート。授業はサボりがちとなり、バイトを幾つもかけ持ちしながら当時ファンだったバンドのライブに足繁く通っていた。これまで付き合った男性はほとんどが音楽の趣味繋がりで、大学3年の時には売れないバンドマンがアパートに転がり込んできて、そのまま同棲。彼氏の収入はないに等しく、M.Nさんの親からの仕送りとバイト代に頼ってくるような生活力のない人だったが、ふたりきりの時に彼が大きな夢を語ると、私が支えてあげないと、という気持ちが湧いて、結局お互い30半ばになるまでそのまま関係が続いていた。彼が突然出ていったのは、つい半年前のこと。今まで私がしてきたことは何だったのだろうと、呆然とする日々を送っていたが、復縁までは難しくても、せめて別れた本当の理由だけでも知りたいと思い、当社に相談をしてきたM.Nさんだった。

M.Nさんからのメッセージ

最初は、話し相手になってくれるかな、くらいの気持ちで相談に行ったんですよ、本当のことを言うと。10数年も同棲して、尽くしたあげく捨てられたなんて身内には絶対相談できないじゃないですか。あの時の私、どんな顔していました? ものすごく暗い、絶望した感じじゃなかったですか。お先真っ暗、未来なんて考えられない、みたいな。本当に辛かったですよ。もう、言葉に言い表せないくらい。それがこんなに晴れやかな気持ちで、穏やかに日々を送れる日が来るとは夢にも思いませんでした。本当にありがとうございます。
私の場合、別れが本当に突然で、ろくに説明もなく彼が飛び出していったから、よりを戻したいとかそういうことを考える前に、頭の中は「なんで?」って、理由を知りたい気持ちの方が強かったんです。別れるなら別れるで、納得しないと次に進めないですし、自分に悪いところがあったんだったら、治せるなら治したいと思ったし…。
確かに別れる直前には、毎日ケンカが絶えませんでした。せっかく今いい関係に戻れているのに、こんなことを言ってしまうとよくないのかもしれませんけど、普通の人だったら絶対言わずにはいられないくらい、ひどかったんです、彼。何しろ私と同棲しだしてから一度も働いてないんですよ! もちろん、音楽は一生懸命やっているのは、私も分かっていました。ただ、30過ぎて音楽で食っていくって、支えている私から見ても、夢物語。人生をかけて追いかけたものを、途中で諦められなかったんでしょうね。
私も20代の頃は、彼と同じメンタリティーで、言葉通り全てを賭けて、彼を応援していました。それでもこの年になると、やっぱり現実っていうものを直視しないといけなくなるでしょう。すれ違いは、どうしてもありましたし、これ言ったら彼、傷つくだろうなってことも、勢いで結構言ってしまっていました。
バンドをやっている男性って、ヒモ体質の人が多くて、その上まわりにいる女の子は尽くしたいタイプが輪をかけて多いんです。そう、私みたいな感じの子。だから、彼もきっと新しい子を見つけて、そこに転がり込んでいるのかな…って想像していました。出て行ってしばらくは、勝手にすればって、せいせいしたくらいの気持ちだったんですよ。でも、嫌な女って思われるかもしれませんが、しばらくすると、怒りの感情がこみ上げてきてしまって…。私の20代を返して! って。もちろん、そんな彼に入れあげた私が一番いけないんですが。
でも怒りの感情は長続きしなくて、だんだんと悲しみ方が強くなってきました。彼と一緒にいた間、いろいろなことが出来事がありましたが、いい思い出だって当然たくさんあるわけで、そんな思い出を全部捨てなくちゃいけないの? って思うと、涙が止まりませんでした…。
そんなわけで復縁より前に、まず彼がどこでどうしているのか知りたいんですってお願いしました。ただ、探偵事務所ではなくて、こちらに伺ったのは、やっぱり心の中で、できれば元通り一緒に暮らしたいっていう気持ちがあったんだと思います。
対応していただいた方は、私と同じくらいの年の男性で、とっても聞き上手な方。何度かお会いしているうちに、私が心の奥底で本当に願っていることまで、全部自分から白状してしまったような気がします(笑)。その方のお話しだと、私みたいなケースは初めてではないとのことで、すぐに着手していただけました。それと同時に聞かれたのは、居場所や連絡先を調べるのは簡単ですが、復縁を本当に望んでいるのなら、そのためにできることも、一緒に進めていきませんか、ということ。その時には私、まさかよりを戻せるとまでは思っていませんでしたから、「そんなことできるんですか!?」って、身を乗り出して逆に聞き返してしまいました。
彼が出ていってからも携帯番号はそのままだったし、LINEも繋がっていたので、一方的に私から数えきれないくらいメッセージを送ってしまっていたんです。今でも自分で見ると、ドン引きしてしまうような内容ですよ。それも正直にお伝えした上で、「可能性は十分ありますから、安心してください」と言ってくださいました。
その方が言うには、女性に依存するタイプの男性は、ある一定の行動パターンがあって、一度別れた相手と絶縁状態になっても、男の方から再度アクションがあることが多いそうです。新しい女性と暮らすことになっても、結局は同じように上手く行かなかった時に、かつて自分を支えてくれた人のことを頼ってしまうケースが多いのだとか。追いかければ追いかけるほど、反対に気持ちが離れてしまう可能性があるから、落ち着いて待っていれば大丈夫。そう説得されて、私の方からしつこくアプローチはしないで、プロの方にお任せすることにしました。もしそのアドバイスがなかったら、きっと私、じっとしていられなくて、取り乱して彼と修復不可 能な関係になっていたかもしれないですね。
「女性よりも男性の方が、自分を変えられないものです」ともおっしゃっていましたね。確かに彼、いい意味でも悪い意味でも、10数年そばで見てきましたが、変わらない人。きっと新しいお相手の女性も、大変だろうな…いつまで続くかな…って思うと、少し気が楽になりました。そんな彼に執着する私も、自分でどうかと思いますが(笑)
「彼が帰ってきたいと思う環境作りをしていきましょう」と勧められ、私自身もいろいろと、自分を改めるよう、アドバイスに従って努力をしました。環境といっても、引っ越したりとかそういうことじゃなく、私の心が作り出していたさまざまなこと全て、という意味です。結局どうしたいのか、突き詰めて考えて、私はどんなにダメな彼であっても、そのダメな部分も含めてやっぱり好きだし、できれば中途半端な関係じゃなく、一緒になりたい。そのためには、彼が一緒にいたいと思う自分でなくちゃって、目標を強く持って考え方を変えました。
人間、そう簡単に変われないって思いますよね。私だって胸を張って言えるほどだとはとても思いませんが、考え方を変えるようになって、なんて言うのかな、ぶれなくなったというか、少々のことで声を荒げたり、不安になったりっていうことがなくなりました。復縁のきっかけを作っていただいて、また元通り彼と一緒に暮らしていますが、昔は都合のいい彼女とか、追っかけの延長みたいな関係でしたし、私もそれをよしとしていたところがあったんですね。でも今は、長年連れ添った嫁みたいな感じで、自然体で彼に接しています。籍は入れていないから実際は以前と同じ関係性なのですが、以前なら許せないと思っていたことでも、一生この人と 連れ添うんだと思ったら、許すも許さないもそんな彼を受け止めるしかないんだなって考えるようになったんです。彼は彼で、やっぱりダメな部分は相変わらずダメなんですが(笑)、ふたりの雰囲気はすごくいい感じ。今は彼がもっと大人になってくれるのを、横で見守っている、そんな状態です。

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